私は政治に疎い若者でした。自分の生活における問題をすべて「そういうもの」と思っていました。

朝になったら太陽が昇るように、自然の摂理を享受するように、社会の問題を受け止めていました。

例えば、自分が「居心地が悪いなぁ」と思っていた学校も。

思春期、家に居場所がなくて夜のまちを徘徊していた友人や自分も。

結婚したら女性ばかり、苗字が変わっていることも。

社会はそういうものだと思っていました。

しかし、違いました。社会のルールや風潮は「太陽が昇るように」自然なことではなく、誰かが作ってきたものだと40代にしてやっと気が付きました。

社会は太陽ではなく人工物です。だから学校のルールも、子どもを守るための法律も、女性が受けがちな格差も、社会も変えられるはずだと気が付いたのです。

そんな社会をつくる事に大きな役割をしめす「政治」。

遠い事のように感じてスルーしてきたけれど、しっかりと考えて「自分の理想の社会を作ってくれそうな人に投票する」だけで「政治に関わっていること」になります。

こんなに大切で、しかも面白いことをしないなんて大変な損失だと思います。

しかし、統計をみると選挙に行かない人が人口の半分ほどの日本、中でも若者の投票率は大変低い現状です。

 

私と仲間たちは、おととしの延岡市長選の際に

「もっと政治に興味をもって投票する人を増やそう!」と活動してきました。

みんなで話し合い、市の選管にも確認し、スポンサーもつけずに自力で開催したイベント。

その名も「GO TO SENKYO 推ししか勝たん‼」

特に政治に関心が向きにくい若者の投票率をあげて、もっと政治を身近なものに、お祭り騒ぎで楽しもうと企画してみました。

自分の質問に市長候補のおふたりが答えてくれる経験を若い人たちにしてもらい、もっと政治を自分ゴトにして欲しかったのです。

延岡全高校にアンケートをとって、今の若者の気持ちを知れたのも大きな収穫でした。

若者の声を市長候補者にも知ってもらう事ができたのではないでしょうか。

アンケートで見えたのは、若者のほとんどが就職や進学で延岡を出ていくということです。

仕事も学校も少なく、出ていくしかないのは誰のせいでしょうか。決して出ていくこどもたちのせいではありません。

残りたい子が残れるだけの、学びや就職先を用意できなければ、人口流出を嘆く事はできません。

また、外に出ることは決して悪い事でもないですよね。多くを経験して、いつか帰ってきてくれたらうれしいです。

他にもアンケート結果がまとまっているので、よろしければみてみて下さい。

●宮崎ソーシャルフェス実行委員会インスタ

●宮崎ソーシャルフェス実行委員会 HP

さて、選挙イベントをして感じたのですが

若者に「政治に関心を持ってよ」というまえに、まずは大人が「政治って楽しいよ」って見せなければいけなかったなと。

自分たちの町に面白い政治家がいることを、政治を楽しく語り合う大人がいることを、まず見せなければいけない。

興味を持たないのが悪いのではなく、難しくつまらないものに見せている、先人の問題です。

だから、私は政治を楽しいものにしたい。

大切な責任ある仕事だからこそ、きっと先の政治家のみなさんは真面目にしっかりやってこられたのだと思います。

そんな世界にリスペクトは持ちつつも、どんどん既存の概念をぶっこわして、誰もが気軽にあそびにこれる現場にしていきたいと考えています。

 

いよいよ明日は県議会選投票日。

毎回欠かさず選挙に行っている方は素晴らしいですね。そんな方は私が勧めるまでもなくいらっしゃると思います。

 

私は若いころは全く投票に行っていませんでした。

それを恥ずかしい気持ちでいましたが、今はそれをやめました!

だって、習ってないもん、誰にも選挙に行った方がいいと言われたことがないし、そういう環境だったんです。

私はそういう環境で育ったとしか言いようがない。やり方も教わっていないし、行くきっかけもありませんでした。

なんなら住民票がさだまっていなくて選挙はがきも来ませんでした。

 

行ったことがない人は特に自分を責めたりしないでほしいです。

選挙に行くって、結構手間ですしね。

 

ただ、もし普段は興味がなくて行っていない方がいたら、今回からは参加してみて欲しいのです。

 

自分にとっての「推し」を見つけるくらいの軽い感覚で、いかがでしょう。

私の推しは「松本てつや」さんです。同じ立憲民主党だから、安易に決めたのではありません。

松本さんと初めて会ったのは市議会に請願書を出すためのご挨拶でした。

部屋の中にいたのは、当時まだ市議会議員だった松本てつやさんと長友さちこさん(現職市議です)。

笑顔で話を聞いてくれたのはどの部屋の市議も一緒でした。みなさん優しかった!

ただ、この部屋のすごい所は「また来たい」と思ったのです。部屋の空気がとんでもなく良い。

 

その後、政治家をめざし、一番考えの近い立憲の党員になるわけですが、その時に思い浮かべたのが「あの空気の部屋に入りたい」ということです。

そして、先日から選挙の応援に参加してわかったのは、松本さんが家族や仲間をとても大切にしていることです。

初めてのウグイスをする私に、疲れているだろうにずっと「いいよ!」「その調子!」「もっと!」と声をかけて笑わせてくれる松本さん。

車の中はずっと笑顔が絶えませんでした。これだよこれ!と思いました。

 

一番そばにいる、家族や仲間を大事にできない人が市民を大事にできるはずがありません。

市民を大事にできない人が県民を大事にできるはずもありません。

身近な人を常に居心地よく笑顔にしてくれる松本さんは、きっとすべての県民を笑顔にしようと頑張るはずです。

 

そんなわけで、私は「松本てつや」さんに投票します。

実直で確かな仕事の内容や、まじめなお人柄はもちろんですよ。でも一番の理由は優しい空気と面白さ。

いつ会っても元気になります。歩くエナジードリンクとして、県全体を元気にしてほしい。

 

みなさんも是非「推し」を決めて、あなたの大切な一票を投じて下さい。

きっと、もっと自分の町が特別になります。

 

そして、一緒に、今の政治や推しについてワイワイ話せる街にしたいです!

今年はどんな人が選ばれるんでしょうね?ワクワクします。

 

最後に。まだ推しが決まっていない人がいたら…

 

是非「松本てつや」さんを一緒に推しましょう!

後悔はさせません!

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